やる気があるのに動けないのは、能力ではなく“言葉のあいまいさ”が原因
「やる気はあるのに行動できない」
「頭では分かっているのに前に進めない」
「やりたいことがぼんやりしている」
実はこれ、意思の弱さでも、性格の問題でもありません。
行動できない一番の理由は “抽象度” です。
抽象度とは、
【どれだけ言葉や目標が具体的か・あいまいか】
ということ。
そして人は、
具体になった瞬間にしか動けません。
私も前は、「動けない自分」を責めてばかりでした。
けれど実際はただ、目標が抽象的すぎて、
脳が“何をすればいいのか理解できていなかった”だけでした。
■ 行動できないのは“意思が弱いから”ではなく、脳の仕組み
脳には RAS(網様体賦活系) というフィルターがあります。
RASは、
「自分が求めているもの」
「自分が必要だと感じた情報」
だけを拾い集める仕組み。
つまり…
【目標が抽象的 → RASが働かない → 行動できない】
となってしまうのです。
逆に言えば、
【目標が具体的 → RASが働く → 行動したくなる】
ということ。
行動とは“気持ち”ではなく、
脳が「理解できるかどうか」で決まるのです。
■ 抽象度の高い目標は、脳が理解できない
例えば、
- 幸せになりたい
- 人生を変えたい
- お金に困らない生活がしたい
- 自分を好きになりたい
- 自信をつけたい
これらは一見、良い目標です。
でも脳からすると…
「で、何すればいいの?」
という状態。
指示が抽象的すぎると、
脳は行動のスイッチを押してくれません。
■ 抽象を“具体”に変えると、脳は即座に動き出す
たとえば「幸せになりたい」。
これを具体にすると──
- 朝、心が軽い状態で起きられること
- 人間関係で気を遣いすぎない自分でいること
- 毎月○円の余裕があること
- 自分の好きな時間を1日10分でも持てること
こうなると脳は、
「それなら、こうすればいいよね?」
と指示を出し始めます。
行動のスイッチは、
抽象 → 具体 に変わった瞬間に入ります。
■ “動けない時”にすべきたった1つのこと
👉 目標をひと言だけ具体にする
これだけでOKです。
例)
「痩せたい」 → 夜20時以降は食べない
「お金に困りたくない」 → 毎日500円だけ未来口座に入れる
「人生を変えたい」 → 朝5分だけ日記を書く
「人間関係を良くしたい」 → 今日は否定語を言わない
「自信がほしい」 → 今日“できたこと”を1つ書く
ひと言でいい。
完璧じゃなくていい。
具体になれば、脳は必ず動きます。
■ 今日からできる“具体化の3ステップ”
① 今の目標を一度そのまま書く
例)「人生を変えたい」
② それはどういう状態?と自分に質問する
例)
・もっと気分よく過ごしたい
・精神的に余裕がほしい
・収入が安定してほしい
・人間関係で疲れたくない
質問すると、抽象が少しずつ具体になっていきます。
③ その中から“今日できるひと言”を決める
例)
・今日はスマホの通知を全部切る
・10分だけ片付ける
・ノートに3行だけ書く
・深呼吸を3回だけする
これだけで行動力は一気に変わります。
■ まとめ|行動できるかどうかは能力ではない
- 行動できない = 抽象度が高い
- 行動できる = 具体になっている
- 脳は「理解できる内容」しか動かない
- ひと言具体にするだけで動けるようになる
- 抽象 → 具体 の変換が人生を動かす鍵
私はこれに気づいてから、
行動できない自分を責めることがなくなり、
人生がとても楽になりました。
あなたの目標も、
まずは“ひと言の具体”に変えてみてくださいね。
