■ あなたの中にある「男性性」と「女性性」
実は、私たちの中には、2つのエネルギーが存在しています。
それが、「男性性」と「女性性」です。
- 女性性:直感・感情・ワクワク・受け取る力
- 男性性:理性・判断・行動・守る力
たとえば、女性性が「海が見たいな」「カフェでのんびりしたい」と感じたとします。
でもその直後に、男性性がこう言うんです。
「今は忙しいから無理」
「お金がもったいない」
「そんな暇あるの?」
この瞬間、心の中で“ケンカ”が起きます。
女性性は「行きたい!」と言っているのに、男性性は「ダメ」と言う。
これが続くと、心のエネルギーが止まり、人生も動かなくなっていくのです。
■ 男性性は「止める」ためではなく「叶える」ためにある
多くの人が誤解しています。
男性性(理性)は、“止める”ためにあるのではなく、“叶える”ためにあるんです。
たとえば、子どもが「サッカーボールが欲しい!」と言ったとき、
親(=男性性)は、いきなり「ダメ!」とは言わないですよね。
もしその子が毎日、手作りボールで練習していたらどうでしょう?
親はきっと、「じゃあ本物を買ってあげよう」と思うはずです。
これは、宇宙の法則と同じです。
「行動(理性)」が「願い(感情)」に寄り添った瞬間、
現実は優しく動き始めます。
■ 「無理」ではなく「どうすればできる?」
私も以前は、頭の中でいつも“ブレーキ”をかけていました。
「やってみたい」
「行ってみたい」
「挑戦してみたい」
と思っても、
「でもお金がない」「時間がない」「家族がいるから」
と“できない理由”ばかり並べていたんです。
でも、ある時気づきました。
人生を止めていたのは、他の誰でもなく自分自身の理性だったということに。
それからは「無理」ではなく、
「どうすればできる?」と問いかけるようにしました。
たとえば、旅行に行きたいなら「お金がない」ではなく、
「安く行ける方法を探そう」。
副業を始めたいなら「時間がない」ではなく、
「30分でも作れる時間はあるかな?」。
こうして“理性”が“感情の味方”になった瞬間、
少しずつですが、現実が変わり始めました。
私はこれで、人生がとても楽になりました。
■ 理性と感情がバラバラだと、エネルギーが漏れる
理性と感情がバラバラなままだと、
まるでアクセルとブレーキを同時に踏んでいるような状態になります。
「行きたいけど、行けない」
「やりたいけど、怖い」
この“ねじれ”が、エネルギーの浪費を生みます。
やる気が出ない、疲れやすい、モヤモヤする。
それは“自分の中で戦っている”サインなんです。
でも、理性(男性性)が感情(女性性)の手を取った瞬間、
エネルギーは統合し、行動にスムーズさが生まれます。
つまり、頭と心が“同じ方向を向く”こと。
これが、本当の意味での「自己一致」です。
■ 自己一致の人は現実化が早い
自己一致している人は、現実化のスピードが早いです。
なぜなら、心のエネルギーが分散していないからです。
たとえば、
「自分には無理だ」と思いながら“成功法則”を学んでも、
どこかで理性がブレーキをかけています。
逆に、
「私はこれがやりたい」「できると思う」と心が決まれば、
理性は自然と方法を見つけにいきます。
つまり、男性性が女性性を守るように動くんです。
その瞬間、あなたの内側の“男女”が仲直りし、
現実が優しく変わり始めます。
■ 今日からできる小さな習慣
今日から意識してみてください。
💬 「無理」ではなく「どうすればできる?」
💬 「やめておこう」ではなく「少しだけやってみよう」
💬 「正解を探す」ではなく「自分の感覚を信じる」
この“問いの質”を変えるだけで、
あなたの潜在意識は味方になり、現実をサポートしてくれます。
そして何より、
理性と感情が手を取り合うことが、最高の自己理解です。
あなたの中の男性性が、女性性の願いを叶える。
それが、本当の意味で「自分を愛する」ということなのです🌿
■ まとめ
- 男性性=理性・行動・守る力
- 女性性=直感・感情・受け取る力
- 理性は“止める”のではなく、“叶える”ためにある
- 無理ではなく「どうすればできる?」が人生を動かす魔法の言葉
心の中の男女が仲直りすると、
あなたの人生も優しく動き始めます。
